予防歯科について | 金沢市 ぬりや歯科クリニック 歯医者

ぬりや歯科医院はスピード対応が自慢です。

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予防歯科について

「実りあるゆたかな人生、すてきな笑顔でいてほしい」

今までの日本の歯科医療は、早期発見・早期治療に重点を置いていました。しかし、本当に社会に貢献してきたのでしょうか?

これは一つの例ですが、日本人の考え方の一番の問題点は
×【むし歯になったら治す】という習慣です!
○【むし歯を作らない!】と考えるべきです!

悪くなってから治療をすれば、長引く。お金が掛かる。障害が残るなど良いこと無し。
”できるだけ歯は削りたくない” ”一度削った歯はもとに戻らない”のです。
生涯健康な歯を維持していただきたい。天然歯質に勝るものなしです。

むし歯の予防

むし歯を一度削るとその歯は、数年あるいは10数年ごとに治療を繰り返すことになり、およそ40~50年でその歯は抜歯に至る、と言われています。われわれは、カリオロジー(むし歯学)に基づき年齢、歯の質、生活習慣など、むし歯の原因に多角的にアプローチしています。

まず、問診・視診・エックス線でむし歯検査をします。しかし、特に小さなお子さん、妊婦さんでは、レーザー式のむし歯検査機器↓↓↓↓↓(ダイアグノデント)を使用します。

ダイアグノデント

「痛みの伴わないレーザー式むし歯検査で経過管理」ダイアグノデント

そのメリットとして、痛みがなく、早い段階で高い確率で隠れたむし歯を発見することができます。また、今までできなかった、むし歯の進行を数字で管理できるようになりました。定期的に受診し、データを記録し、歯の質の変化を観察する。さらにこの診断結果に基づき、できるだけ健康な歯に戻す適切な治療計画を提案します。

初期のむし歯は健康な状態に戻すことができます。不幸にもむし歯を削る場合でも、最適なタイミングで最小限の切削に努めます。
歯を残す、という考え方です!
むし歯で削る部分が少なければ少ないほど、歯の寿命は延びます。

ぬりや歯科では、ダイアグノデントでむし歯の進行を観察し、心配な方にはさらに唾液検査によってむし歯の原因菌の強さや唾液の防御作用を調べることで、その人個人にあった予防法・生活習慣を提案します。

母子のむし歯予防

お母さんのお口の健康を守ると早産の予防になります。大切なお子さんにむし歯菌を感染しにくくします。
妊娠中は、健康を維持し健康な赤ちゃんを授かることが最大の目標になるでしょう。この目標を達成するために、

  • 食生活を管理
  • たばこや飲酒を控える
  • 毎日の適度な運動を行っておられると思います。

しかし、もうひとつ重要な健康のため歯科医院からの提案があります。
それは十分なお口のケアを心がけることです。

よく“1子産むと1歯失う”と言われていましたが、赤ちゃんにお母さんの歯のカルシウムが取られるためではありません。

それは

  • 妊娠のため唾液に性状が変化して、粘っこく酸性に傾き、むし歯になりやすい
  • つわりや体調の変化で歯磨きを怠りがちになる
  • 飲食回数の増加や時間が不規則になりお口の中が汚れやすくなるからです。

むし歯は感染症であるため、母親のお口の健康状態が悪い場合、お子様がむし歯になる可能性が高いという報告があり、大切なお子様の歯を育てることができなくなります。
更に歯周炎にかかっている妊婦さんは、お口の細菌が出す炎症性の物質によって、早産や低体重児出産の可能性が何倍にも高まるという報告があります。

妊娠中は、歯ぐきが赤く腫れ、出血や痛みを起こしやすくなっています。

また、出産後お口の適切なケアがされていないと、歯周病が進行してしまいます。

しかし、歯科専門家が勧めるお口のケアを毎日行えば、妊娠中の方でもプラークのない歯を維持し、歯周病になる危険性を低く抑えることができます。

「マイナス1歳からのむし歯予防」

赤ちゃんの乳歯のもとは妊娠7週目頃から出来ると言われます。したがって、健康な歯はお母さんのバランスの良い栄養が頼りです。お子さんのむし歯予防は、妊娠中から始めることがむし歯菌の“母子感染”を予防する意味からも、最も理想的で効果があります。ぬりや歯科では次の世代のむし歯予防に力を入れています。

歯周病の予防

歯周病は自覚が無いままに進行し、気づいた時には重症化している事が多い病気です。
最近ではむし歯にかかる方より、歯周病にかかる方が多くなっています。

歯周病は、歯を支える組織が細菌によって破壊される病気です。
“今まで歯には何の問題もなかった”という方は、幸い今までむし歯にならなかった方かも知れません。

歯周病は30歳ころから始まり、40歳後半から次々と歯を失うようになります。残念ですが、進行した歯周病を治すことは非常に困難です。むし歯と同様早くからの予防で歯周病の発症を防ぎましょう。

痛み、不快や不安などの症状を詳しくお伺いします、治療に対するご要望などもお尋ねします。

痛みがある場合はまず応急処置をさせていただきます。治療方法はひとつではありません。
その後は、身体への負担、安全性や審美性などカウンセリングを通して、納得のいく方法を選んでいただきいと思います。

ぬりや歯科では丁寧でしっかりした治療をするため、大変時間がかかる場合もあります。
しかし、これらの治療は家の基礎工事と同様なのです。しっかりとした土台のうえに末永く使え、しっかりとしたものをかぶせたいと考えています。

今までと同じように、痛くなったら歯医者に行く治療では20年、30年後どのようなお口になっているのでしょうか?あなたの未来の、理想のお口を想像してみてください!!!

健康で充実した生活をおくって頂くために、3か月に1回、定期健診を受けていただきたいと思います。
歯の健康管理がもっとも進んでいるスウェーデンでは、歯の定期管理はごく普通となっています。

歯医者に行くのは治療するためではなく歯の健康管理のために行く。
これがぬりや歯科が力を入れている「予防歯科」です。